cado STEM 500H！清潔・省エネで加湿器掃除は不要？

2025年10月23日

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はじめに

近年、冬の乾燥対策として加湿器は必需品となっていますが、そのお手入れの煩わしさや衛生面、電気代といった課題に直面している方も少なくないでしょう。本記事では、これらの悩みを解決し、加湿器の常識を覆すカドーの革新的な製品「STEM 500H」について詳しくご紹介します。清潔、手間なし、省エネを実現するその秘密に迫ります。

cado STEM 500Hの概要

乾燥が気になる季節、快適な湿度を保ちたいけれど、加湿器のお手入れは本当に面倒だと感じる方が多いのではないでしょうか。特に、水回りのピンクのぬめりやカビ、そして気になる電気代といった悩みは尽きません。これらの悩みに終止符を打つ、まさに「新しい空気の答え」と呼べる製品が登場しました。

それが、空気清浄機や加湿器で定評のあるカドー（cado） から発表された、史上初のオートクリーン加湿器「STEM 500H（ステム 500エイチ） 」です。

この「STEM 500H」は、先行公開されたクラウドファンディングサービス「Makuake」で、なんとプロジェクト開始から約3週間で応援購入総額1億円を突破するという、異例の大ヒットを記録しました。一体なぜ、これほどまでに多くの人々を惹きつけているのでしょうか。私が注目したその魅力と、私たちが加湿器に抱いていた常識を覆すテクノロジーを深掘りしていきましょう。

cadoのブランド哲学

カドーは「空気をデザインする We design for atmosphere.」をコンセプトに、美しい空気と心地よい空気感を創出するブランドです。その製品は、ただ高機能なだけでなく、インテリアとしての美しさも追求しています。圧倒的な技術力と、それを活かす美しいデザイン。この両軸が、カドー製品が多くのファンに愛される理由だと感じています。

加湿器が置かれた写真です。加湿器は白く、透明な容器に水が入っています。加湿器は木製のテーブルの上に置かれています。

STEM 500Hの三大革新

「STEM 500H」の最大の魅力は、「加熱除菌」「1シーズンお手入れ不要」「1/6の電気代」という、加湿器に対する私たちの悩みを一掃する3つの革新的な特徴にあります。

99.9%加熱除菌で清潔を保つ

加湿器の水槽に発生する細菌やカビ、ピンクのぬめり……。これらは見た目だけでなく、吸い込むミストの清潔さにも直結するため、非常に気になります。「STEM 500H」は、この水回りの清潔さに徹底的にこだわりました。

独自のハイブリッド加湿テクノロジー「クリーンヒート」（特許出願済）を搭載し、超音波式と加熱式を融合。約70℃というやけどの心配が少ない低温で必要な部分だけを効率的に加熱除菌することで、水槽内の細菌、酵母、カビなどの雑菌を99.9%も抑制します。

白くて丸い容器の中に、黄色く光る液体と白いパーツが配置されたイラストです。容器の形状と光の表現から、何らかの洗浄装置やデバイスの一部と推測されます。

具体的には、一般財団法人北里環境科学センターの評価試験でも、細菌、酵母、カビに対して非常に高い抑制性能が認められています。数値だけ見ると難しく感じるかもしれませんが、要するに加湿器から放出されるミストが、まるで沸騰させたお湯のようにクリーンであることを意味すると考えられます。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して使えるのは嬉しいポイントでしょう。

3つのグラフで、細菌、酵母、カビの除去効果を示しています。各グラフは、除去前と除去後の菌数を示し、対数減少値と除菌率を明記しています。

1シーズンお手入れ不要の自動リフレッシュ

「加湿器の掃除が嫌い！」という方は、私だけではないはずです。水垢、ピンクカビ、ぬめり……。こまめな手入れを怠ると、すぐに発生してしまいます。

「STEM 500H」は、この「お手入れのわずらわしさ」から私たちを解放してくれます。なんと、運転停止中でも水槽に水があれば、12時間に1回、クリーンヒート機能が自動で水を加熱除菌し、水槽をリフレッシュしてくれるのです。これにより、ピンクカビやぬめり、バイオフィルムといった汚れの発生を抑制し、1シーズン（約90日間）もの間、基本的にお手入れが不要になるというから驚くべき点です。

90日使用後のピンクカビ、ぬめり、バイオフィルムの発生に関するグラフ。従来品とSTEM 500Hの比較が示されている。

忙しい日々の中で、加湿器のメンテナンスに時間を割く必要がないというのは、子育て中のご家庭や、日中留守にしがちな方にとって、まさに救世主と言えるでしょう。

90日間使用されたフィルターの写真です。

経済的な省エネ設計

「清潔な加湿器は欲しいけれど、電気代が高くなるのは困る……」そんな心配も「STEM 500H」なら不要です。前述の「クリーンヒート」技術は、必要な水だけを効率的に加熱するため、超省エネ設計を実現しています。

一般的な加熱式加湿器と比較して、なんと6ヶ月間の電気代を約1/6に抑えることができるというのです。

期間	加湿器の種類	6ヶ月の電気代
6ヶ月	一般的な加熱式加湿器	約18,302円
6ヶ月	STEM 500H	約3,024円

加湿器の電気代の比較を表すグラフ。一般的な加熱式加湿器の6ヶ月の電気代は18,302円、STEM 500Hは3,024円。

これなら、安心して毎日快適な湿度を保てますね。清潔さ、手軽さ、そして経済性。どれか一つを諦める必要がなくなったのは、本当に画期的な点でしょう。

その他の高性能機能

三大特徴だけでも十分魅力的ですが、「STEM 500H」には、さらに快適な加湿体験を約束する細やかな機能が満載です。

インテリアや床が濡れないマイクロミスト:
超微細なミストが素早く気化するため、床や壁が濡れてしまう心配がありません。大切な家具やフローリングを気にせず、リビングや寝室に設置できます。
パワフルミストでお部屋を満たす:
コンパクトなボディながら、最大500mL/hのパワフルな加湿量を誇ります。木造和室なら約8.5畳、プレハブ洋室なら約14畳に対応し、タンク容量も5Lと大容量なので、頻繁な給水の手間も省けます。
眠りを妨げない静音性:
運転音はわずか35dBA〜39dBAと、一般的な図書館の騒音レベル（約40dBA）よりも静かです。寝室に置いても音が気にならず、快適な睡眠をサポートしてくれるでしょう。
フィルターカートリッジでホワイトダストを抑制:
超音波式加湿器特有の悩みである「ホワイトダスト」（水道水に含まれるカルシウム成分がミストと共に出てくる現象）も、高性能イオン交換樹脂を使用したフィルターカートリッジで99%以上抑制されます。空間を常にクリーンに保つことが期待できます。
開口が大きく給水もお手入れも簡単:
約5Lの大容量タンクは開口部が広く、給水がしやすく、お手入れが必要になった際も簡単に内部を清掃できます。
使いやすいシンプルな操作パネル＆照明機能:
直感的に操作できるシンプルなデザインです。お部屋の湿度に合わせて自動調整するオートモードや、控えめ加湿のナイトモード、パワフルな急速モード、3段階のマニュアルモードと、ニーズに合わせた運転が可能です。さらに、タンク下部のLEDが湿度に応じて色を変えるので、一目で室内の状態がわかるでしょう。
移動もラクに:
軽量ボディと持ちやすい取っ手、そしてワンタッチで着脱可能な電源コードで、部屋間の移動もスムーズです。必要な場所へ簡単に持ち運べると考えられます。